喫茶店のようなおしゃれな応接間
吹き抜けの玄関
お風呂から見る庭
Kaさん自ら磨いたキッチンの柱
キッチンの柱の端材を脱衣所の棚にアレンジ
様々な樹木や花が植えられた広いお庭
担当の平山氏と話すKaさん

お父様の代からの付き合いだそうですね。

はい。小川工務店とは父の代からの付き合いなので、もうかれこれ50~60年になりますかね。私が子供の頃、父は農業をしていたんですが、その農地を宅地に造成しないかとの話をもってこられたのが先代の社長さんだったということを記憶しています。
まだその頃は小川さんのところは小さな工務店でしたが、いろいろよくしてもらってて。私の結婚式にも出席してもらったし、妹の結婚の時は仲人までしてもらったんですよ。

立派なお宅ですが、どこをリフォームされたんでしょうか。

うちは見ての通り築100年以上の古民家です。昔のつくりなので柱や梁などはしっかりしているんですが、いろいろと傷みが目立ってきていまして。修繕やリフォームなどで、もうかれこれ4回ほどお願いしています。
最初は雨漏りしていた座敷の天井の貼り替えでした。これはリフォームというか修繕ですね。次は1階の応接間をリフォームしました。日頃より喫茶店風な部屋にしたいと考えていたので、そうお願いしたんです。

とってもおしゃれで素敵な応接間ですね。

社長さん(現社長)との付き合いも長かったし、応接間の希望を伝えて、見積を出していただいて、その金額に納得して、あとは社長さんにお任せ、という感じでお願いしたんです。でも最初に紫の柱ができたときはこの先どうなっちゃうんだろうと思いました。(笑)でも最終的な仕上がりを見たら、抜群のバランスでとても満足しています。

奥様 ここにお見えになった方は皆さん、古民家の中に入ったと思ったら通されたのがモダンな喫茶店風の応接間という意外性にびっくりされて、とても喜ばれるんですよ。で、「素敵ね。どこにお願いしたの」とおっしゃる自慢の応接間なんですよ。

喫茶店のようなおしゃれな応接間
吹き抜けの玄関
お風呂から見る庭

3回目のリフォームはどこだったんでしょうか。

次にお願いしたのが玄関。うちは昔のつくりだから天井が低いんですよ。まぁ家全体の天井を持ち上げるなんてことは難しいから、玄関を吹き抜けにしたんです。

同時に母の部屋の天井と床の間もお願いしたんだけど、床の間に飾り棚を入れてもらうことを伝え忘れてて、大工さんにお願いしたんです。そしたら「もっと早く言ってもらわないと困る!」って言われちゃってね。(笑)普通は「できない」って断られるようなタイミングだったらしいんで。でもきっちりと仕上げてくれて…本当に感謝していますよ。

そして最近やってもらったのがキッチン、お風呂と水廻りのリフォームでした。
その際、玄関の時と同じように天井を高くしたいとお願いしました。でも構造的に難しいと言われて、知恵を絞ってやってもらったのが逆転の発想で「床を低くする」こと。そして天井板をはがして、梁をむき出しの状態にして高さを確保しました。
お陰で以前とは見違えるくらい広々としたキッチンに生まれ変わりました。こんなに開放感を感じるなんて魔法のようです。(笑)

リフォーム後の住み心地はいかがですか。

ゆっくりお風呂に浸かれるように、窓から見える花壇を作ったんですよ。この花壇づくりの時に来ていただいたのが緑化センターの方なんですが、もう何度もうちの庭をしていただいている方なんです。
そんな馴染みの関係だったこともあって、私も見ているだけじゃ落ち着かないから手伝ったりして、一緒に楽しく汗を流させていただきました。

それと丁度父が残した大きな丸太があってね、それを柱に使って欲しいと打ち合わせの時にお話ししたんです。そしたら「キッチンの柱にしませんか」と提案されました。それはいいね、ということで磨いてここに使っています。父のことを思い出しながら楽しく磨きました。なんだか父がいつも近くにいてくれているような感じがしています。

なんか某テレビ番組みたいな話ですね。ところで広いお庭ですけどこちらも小川工務店さんにお願いされているんですか。

そうそう、庭の通路やフェンスもお願いしています。芝は10年がかりで自分で貼りましたけ。あ、あと庭園灯とか、自分でできることは自分でやっています。でも、それ以外はお願いしてますね。

長いお付き合いですが、これまで小川工務店さんに不満を持たれたことはありませんか?

嘘みたいだけど、ないですね。本当、小川工務店の人はこちらの希望をちゃんと聞いて、その通り、いやそれ以上にしてくれるし、人はいいし、全部いいですよ。

奥様 1人1人のお人柄がですね。小川工務店の方はみんないい方ばかりで安心してお願いできるんですよ。

Kaさん自ら磨いたキッチンの柱
キッチンの柱の端材を脱衣所の棚にアレンジ

肝心の金額はどうですか。納得されていますか。長い付き合いなのでなぁなぁになっていたりするのではないですか。

 実は、私もあまり金額について細かいことは言わないんです。それにこれだけ付き合いが長いとおかしな金額を言われていることもないだろうと思っています。
本音を言えば、もうちょっとまけろとか言いたいんですけど、どこに頼めばいいかわからないんですよ。他に良い会社、安い会社があるのかもしれないけどね。(笑)

 まぁそれは冗談としても、私が「これくらいは最低かかるだろうな」と思っている工事が「えっ?こんな金額で大丈夫」ということもありました。見積りが間違っているんじゃないかと思いましたけど、その時は黙ってましたよ。(笑)いや、もちろんそれもちゃんとした見積なんでしょうけど、それくらい良心的にやってくれるということです。

よくリフォームでは追加工事などで当初の見積金額よりも高くなったというトラブルを聞きますが、そうういったことなどは今までありませんか。

 ないねぇ。屋根の吹き替え工事を頼んだ時は、こちらの希望に添った見積を出してもらった後に、プロの視点から「ここはこうした方がいいですよ」とかアドバイスをもらいました。それでその通りに変更したんですけど請求金額を見ると変更がない。追加の手出しをしなくてもいいように、いろいろ苦労してもらったみたいです。
本当に付き合いが長いですけど、小川工務店ほど希望を言いやすい会社はないんじゃないかと思っています。誰にでも気軽に相談できるし、親身に相談に乗ってくれる、そのうえにきちんとプロとしてのアドバイスをしてくれる。「トタン1枚でもお手伝いしますよ」と社長さんがよく言われるんですけど、それは嘘じゃありませんでした。本当に信頼しています。

しかしここから庭を見ていると、本当にいい眺めでいやなことを忘れそうですね

 いやいや、嫌なことを思い出すよ。これだけ広い庭をしっかり管理していかないと…と思うとね。(一同爆笑)でもこれから自分でできないところはもいろいろお世話になりますから、お手伝いの方、宜しくお願いします。

様々な樹木や花が植えられた広いお庭
担当の平山氏と話すKaさん

終始和やかで笑いの絶えなかったインタビュー。担当の平山さんのいる前でちょっと意地悪な質問もしましたが、拍子抜けするくらいいい話ばかりで小川工務店の誠実な仕事ぶりが理解できました。
話の途中でKaさんは「ホームページなんか作って宣伝しなくても小川工務店は大丈夫。うちに来られた方があちこち宣伝してくれているはずだよ」とおしゃったのですが、それも納得のインタビューでした。
インタビュアー:イチロー(株式会社広告のアクセス)