うちの事務所の近くの学校では、イノシシがよく出没しているそうです。
敷地内の法面がこのように耕されたようになっていますが、
これはイノシシのしわざです。
写真ではわかりにくいのですが、このように斜面を掘り返すものですから
けっこう大きな石が、下の道路へ落ちてくるのです。
生徒たちや、通学バス等にあたったら大変です。
イノシシに襲われるという直接的な危険もありますが、
このような間接的な危険もあります。
そこで、
こんな罠が仕掛けられています。
去年はこの罠に6頭ほどかかり、業者が連れて行ったそうです。
学校としても罠をしかけたくはないそうですが、生徒たちに何かあったら大変ですからね。
何か共存できるような、うまい方法があればよいのですが、
むずかしい問題ですね。
この写真をみてください。
この木は、みかんの木なのですが、一見すると普通にみえるのですが、
よくみてください。
枝わかれしている部分に白いおがくずみたいなものが付いています。
そして、この写真がこの木の根の部分です。
あきらかに異常がみられます。
これは、かみきり虫の幼虫で、通称「てっぽう虫」と呼ばれる虫に食べられてしまっています。
こうなってしまいますと、もう治療する事ができません。
残念ですが、枯れるのを待つだけとなってしまいます。
もちろん、みかんの実も、もうなりません。
木の病気も、人間と同じで早期に手当する事が大事です。
大事にされている植物に、ちょっとでもおかしいな?と思われるところがあったら、
どうぞ相談してください。
早く処置ができれば、すぐ元気になると思いますよ。
九十九島のワルツ
皆さんは、ワルツ、という音楽の形式はご存知だと思います。
ヨーロッパでうまれた音楽です。
日本でもワルツはつくられていますが、日本で初めてワルツが作曲された所が、実はわが街佐世保なのです。
佐世保が誇る「九十九島」の景色をイメージして作曲されたのが、日本で初めてのワルツ
「美しき天然」です。
明治時代、佐世保の海軍海兵団の軍楽隊長だった田中穂積隊長が、軍楽隊の仕事とあわせて指導をしていた佐世保女学校(のちの成徳高等女学校、現在の佐世保北高校)の音楽の授業の教材としてつくられたのがこの曲です。
この曲、名前はしらなくても、メロディは日本人なら誰でも知っているはずです。
サーカスのジンタとして、また、チンドン屋さんの練り歩きの時の音楽として、よくテレビや映画で流れています。
明治の時代、この景色があって、あのすばらしいメロディが生まれたのだと思うと、感慨深いものがあります。
皆さんも「九十九島」の景色をみられる事があれば、「美しき天然」のメロディをくちずさんでください。
「九十九島」がよりすばらしく見えてくるかもしれません。
佐世保文化ホール(旧海軍佐世保鎮守府凱旋記念館)
佐世保には旧日本海軍の建物がたくさん残っています。
しかも、それらは今も現役で使われているものが多くあります。
その中のひとつ、「佐世保文化ホール」です。
この建物は、第一次世界大戦の時に旧日本海軍佐世保鎮守府所属の艦船の戦勝を記念
して建てられました。
大正12年、1923年建造ですから、かれこれ85年ほどたっています。
第二次世界大戦の敗戦の後、アメリカの駐留軍に接収され、駐留軍のための映画館や
ダンスホールとして使われていました。
その後、日本に返還された後も、音楽ホールとして使われ、現在にいたっています。
鉄筋コンクリート造ではありますが、さすがに老築化がみられ、壁がところどころ剥がれ落ちて
ますし、2階の観客席は強度不足のため使用禁止になっています。
そんな建物がまだ現役でがんばっている事を、佐世保市民として誇りに思います。
みなさんも機会があれば、どうぞ中に入ってみてください。
歴史のながれを感じる、不思議な空間がひろがっていますよ。
お風呂の話をちょっとだけさせてください。
みなさん、お風呂にはいるときに気をつけている事がありますか。
お湯をあまり熱くしないとか、お酒をのんではいらないとか、お風呂からでるときの
温度差をなくすために脱衣室も暖めておくとか、いろいろあると思います。
ただ、意外と気にしていないのが入浴剤ではないでしょうか。
「いろんな入浴剤を使って、楽しんでいるよ。」と言われるかもしれません。
入浴剤の香りとか、お湯の色とかは気にされているかもしれませんが、
入浴剤によっては、浴槽の中をすべりやすくするものがあるそうです。
浴室での転倒事故は、よく聞く話しです。
最悪では、死亡事故のなるケースもあるようです。
お気に入りの入浴剤を使われるとき、ちょっとその事を思って
気をつけていただければ、安全に楽しめると思いますよ。