日本が好きな理由

2018年9月13日

西アフリカのセネガル人が 日本語を学ぼうと思ったきっかけはなんだと思いますか?
ISM大学はビジネス学校ですので、日本のテクノロジーや日本式ビジネスに興味を持つ学生が沢山います。
また、空手や柔道も有名で、首都ダカールだけでなく地方都市でも盛んなスポーツとして知られています。

しかし一番多い理由は やはり アニメ・漫画・ゲーム・ドラマです。
日本でアニメや漫画と聞くと、「遊び」として認識してしまいがちですが、彼らがアニメや漫画から得た日本語能力を目の当たりにすると、アニメを軽率には扱えないと思うはずです。(たまにアニメの口調の人もいますが)

また、元々複数の言語の中で生きてきた彼らにとって、新しい言語取得への抵抗が薄いように感じます。授業の中でも 聴解(リスニング・シャドーイング)を積極的に取り入れて、彼らの能力を引き出したいと思っています。

セネガルの交通事情

2018年9月13日

日本からセネガルのダカールまでは飛行機で約30時間。

成田空港を出発し、途中ドバイまたはフランスで乗り換え、セネガルの首都ダカールに到着します。
セネガル国内の移動手段としては乗り合いバスとタクシーが主流です。
中でもセットプラス(7人乗りという意味)と呼ばれる乗り合いタクシーがよく利用されます。

名前の通り、7人集まったら出発。
運転手はマリオカートのような運転であるため、落ち着いて乗っていられませんが、これが醍醐味だと思っています。

鉄道網はダカールから隣国のマリまでありますが、人を乗せるのはダカールから隣町のティエスまでのみ。
このダカール・ティエス間も早朝と夕方の1日2便のみであるため、主要交通機関としては浸透していないようです。

ダカール市内にはTATA、カーラピット、DIKKなどの循環バスが走っています。
呼び名は違いますが、大きさと停留所が違うだけで特に違いはありません。

途中ガソリンスタンドに寄ったり、運転手がトイレに行ったり、予定外の場所で降ろされたり、しかし誰も怒ったり文句を言う人はいません。

日本で生活していると、遅延や予定外のことに対して(急いでいないときでさえも)不快な気分になってしまう私ですが・・・。

セネガル生活の中で 心が広くなったような気がします。

セネガルの服事情

2018年9月13日

セネガル人はカラフルな生地が似合うおしゃれが大好きな人々です。
彼らの秘密は、服のオーダーメイド。
皆市場で好きな布を購入し、仕立て屋さんに持っていって自分の想い通りの服を作ってもらうのです。

しかも既製品を購入するよりも仕立て屋さんに頼んだ方が安いというのですから驚きです。
西洋系の服屋さんでロングスカートを買うと1着15000フラン(約3000円)。
セネガルのオーダーメイドは5000フラン(約1000円))(布代2000フラン+仕立代3000フラン)です。

採寸してもらったのに、左右の長さが若干違うとか勝手にアレンジされてる?なんてことはよくありますが、「かわいくしておいたよ!(よかれと思ってやってくれている)」ので 文句は言えません。
しかし自分が選んで、そして友人が仕立ててくれた想いがつまった服。
着ているうちになんだかんだ愛着が沸いてくるものです。

セネガルの季節

2018年9月14日

 

セネガルには雨季と乾季があります。乾季の11月から4月頃は漢字の通り、乾燥していて雨が降りません。雨季は雨の季節ですが、雨が降る可能性がある季節というだけで、日本のように一日中雨が降っているというよりは、土砂降りのあと晴天という流れが多いような気がします。

問題は雨が降った後。側溝がないので、道が川へと変化します。

土砂降りのあとの仕事は中止、バスの運行も休止、みんなで休憩です。