ツバメの巣作り

2024年5月8日

「暖かい春の日差しの中,小鳥たちのさえずりも一段と……」なんて時候の挨拶がぴったりの

春の深まりを感じる今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

先日、事務所のエントランスにツバメがやってきました。

ツバメは、害虫を食べて農作物を守ってくれる益鳥として、また人通りの多い家の軒先に巣を作るので、

お客様の出入りが多い家=繁栄している家=「商売繁盛」の象徴だそうで、縁起がいいと大切にされてきたそうです。

しばらく温かい目で見守っていると基礎ができ、

棟上げを終えて、

あっという間に入居されていました。

スズメの家は、通常は泥や藁が素材となるそうで、事務所の周りは巣作りに最適な環境と判断したんですね。
そして、ツバメが何もないところに泥やわらを新たに重ねて巣作りをすることは少ないそうで、

前年に作った巣や壊れかけた巣の跡をベースに補修して、“リフォーム”を図っているケースが多いそうです。

なんだかご縁を感じますね。

3~7月の間は子育ての真っ最中なので、静かに見守っていこうと思います。

建築部 小川(和)