小川工務店では独立行政法人国際協力機構(JICA)と連携し、社員の海外ボランティア派遣を積極的に推進しています。この理由の1つに、弊社代表である小川寛もまた海外ボランティアを経験していることがあります。

「アフリカの貧しい人たちのために働きたい」という夢を持っていた小川は1985年、青年海外協力隊に応募。ケニアで診療所や小学校の建設に携わりました。赴任前はケニアの人たちの生活を豊かにすることに貢献したいと考えていましたが、物がなくても幸せに暮らしているケニアの人々を見て、物の豊かさが心の豊かさに比例しないことに気づかされます。また、文化や価値観の違いを認め合っていかなければならないという気づきを得ました。

こうした小川の実体験に基づき、弊社では社員が海外ボランティアを通じて見識を広め、さまざまな困難を経験することで、人間力を磨き、充実した人生を送ることができるチャンスを提供しています。

勤務していたケニア エルドレット市役所

勤務していたケニア エルドレット市役所

小川は学校や病院建設に携わりました

当時小川は学校や病院建設に携わりました。

工事の様子

工事の様子

民間連携ボランティアとは

JICAが実施するもので、個人が応募する海外ボランティアに企業単位で参加できる制度。応募する人にとっては日本の常識が通用しない中で、困難や逆境に立ち向かいながら、生活様式や文化、習慣の異なる現地の人とともに活動することで、グローバルな視野、創意工夫・企画力、精神力・忍耐力、語学力、コミュニケーション力が培われ、現地でのネットワークを築くことができる。また企業にとっては社員を派遣することで国際協力に加え、人材育成や現地でのネットワーク構築などが可能となり、将来的な海外展開も視野に入れることができる。