セネガルのラマダン
イスラムの国セネガルではこれから約1ヶ月間、ラマダンです。
ラマダンとは、イスラム教徒が行う約1ヶ月間の断食のことで、日の出(朝5時)から日没(午後7時40分)までの太陽が出ているあいだは、水分を含め何も口にしません。(厳格なムスリムは唾を飲み込むのも×)また、食欲を断つだけでなく、喫煙やそのほかの欲も断ち、自身を清めます。
飢えを経験することで、食べ物への感謝の気持ちを感じるためのものとも言われています。
お昼ご飯がなくなるので、日中いつも営業しているパン屋さんや屋台は閉まっており、街はいつもより閑散としています。
私はイスラム教徒ではないのでラマダンをする必要はないのですが、「セネガルの文化を知るためにラマダンに挑戦してるよ!」と言うと、「私たちのためにありがとう」という返事がかえってきます。そう言ってもらえるのが嬉しくて、今年は私もラマダンに挑戦することにしました。最初の数日はきついですが、慣れるとこんなものかという感じです。
今日も日没7時40分に、ラマダン解禁のコーランが街中に響き渡りました。コップ一杯の水が体中にしみわたります。
右上 ニジェール料理 野菜のスープ
右下 プチピザ
真ん中上 おにぎり、お餅
真ん中下 グラタン
左下 ラザニア
左上 和風チェブジェン(学生のオリジナル)
断食というと痩せそうな気がしますが、毎回豪華なご飯を一気に大量に食べるので太る人のほうが多いとか。