◆3月11日
一時帰国のあと、サイクロンやそれに伴う出張等もあり、
なかなかボランティアメンバーと顏を合わせていませんでしたが、
シニアのメンバー(土木、都市整備、上水道)と
JICAインフラ担当職員の方々とで現状について分科会を行いました。
シニアボランティアはそれぞれが違う業種で、
青年海外協力隊メンバー(JOCV)のように同じ職種(小学校教師やコミュニティ開発など)が
いないため分科会は行っておりませんでしたが、これからは他業種の状況も把握し、
インフラ全体の情報共有をしていこうとなりました。
毎月1回の話し合いですが、同郷の秋葉さんも来られましたので
互いに切磋琢磨し充実した活動にしていきたいと思います。
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◆3月15日
明朝より金曜夕方まで国交省の長官が
バヌアレブ島、タベウニ島の現地視察に廻る ということで、
EPSの現地視察も含まれているそうです。
インフラ関連のサイクロン被害状況視察らしいですが、
最初は同行する話しが出ていました。
新しい長官もEPSには非常に感心が高く、アピールするには良いチャンスでしたが、
他の現場チェックが優先され同行は同局の技術部責任者のみとなりました。
今は被害のひどかったタベウニ島が移動制限されており、
現状を知るいい機会で残念でしたが、しょうがないです。
本年度のEPS着工地域は離島も数か所含まれていますが、
タベウニ島、コロ島、ガウ島、ママヌザ、ヤサワといった多くの離島地域が被害を受け
今後の動きが不透明な状況にあります。
しかし、安全な水を供給することはフィジーにとって重要な課題であり、
尚更復興には大切かと思われるので何とか一つでも多くの設置を進めていきます。
現場で直接作業出来ないことが本当に悔しいです。
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◆3月18日
月曜日より社会インフラ計画・維持管理アドバイザーの加藤専門家が勤務されるようになり、
事務所の方へ表敬訪問に来省されました。
中本先生もパイロット式で来られ、一緒に仕事をするのも珍しいですが、
同じフロアーに職種が違うとはいえ専門家の方とずっと一緒というのも珍しいです。
また不思議な状態になりましたが、いい刺激をもらって更に頑張りたいです。
それから、同日私が勤務する国交省にて
トレーニングの一環としてウォーキングがありました。
毎週金曜に行われていて、一応健康を気にしているのでしょうかね。
NCD対策のためにももっと多くするべきでしょう。
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◆3月22日
Nakavu village調査…やはり水圧が低いため、夜だけの給水状態になっている。
循環も悪く施工ミスもあり正しく機能していないため、原水より水質が落ちている。
状況改善が必要。
FEA(Fiji Electrical Authority)より、今週の24日(木)夜より来週28(月)夜までの5日間で
計画停電を行うという通達がありました。
停電はビチレブ島全域で、水力発電のダムのメインバルブ交換に伴い
工事を行うとのことですが、もしかすると数日前の停電も何か関係あるのかもしれませんね。
火力発電を使用するので5日間全てが停電ではないかもしれないが可能性はあるということです。
キチンと通達があるのだと理解し、イースター休暇(25~28日)を利用して行うようなので、
フィジーもしっかりした面があるのだと感心しました。
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◆3月23日
EPS完了確認
・Nakorosule village
高台の小学校に設置、村へも2か所供給の予定であったが学校にのみ設置。追加配管が必要。
・Nairukuruku village
よい状態を保っているが、配管が一部足りずタンクより溢れているため追加配管必要。
・Savu village
施工の間違えが問題であったが、別の水源から供給できるように配管を追加することで同意。
人件費は村人達によって行い節減する。
前回、かなり良い施工をしたグループが今回は結構間違えて施工を行っていた。
やはり連絡体制が正しく機能していない様子です。
私⇒技術部責任者⇒Worker責任者⇒現場責任者へと繋がっていきますが、
どこかで状況が変わっているようです。
大元の私の書類をもっと改善するべきでしょうね。
まあ、それをまたうちの職員がアレンジしているので、
そのアレンジした内容がたまに違う場合もあり、英語の壁が影響しているのでしょう。
普通の会話もまだまだ難しいですが、
やはり専門的に説明となると上手くいってない部分があるのでしょう。
そう思って努力したいと思います。
続く・・・