インドネシアとオーストラリアの間、ティモール海に浮かぶ島、東ティモール。
街にはゴミが散在し、川からは生活排水の汚臭が漂っていて、環境整備支援の必要性を強く感じました。
現地ではインフラ整備と農村・農業開発、能力向上の3本柱で支援を行っています。諸外国がモノや金の援助を行う中、日本の援助の特徴は現地の人と「一緒に取り組む」ということです。
パンが必要な人々にパンを与え、なくなればまたパンを与える。これでは支援という名の「鎖」につながれたままになってしまいます。パンがなくなった時に、パンの作り方を教えていく自立・発展性が必要だということを国際協力の現場を見て感じました。
派遣者:武田 義久(営業部長)
派遣国:東ティモール
利用制度:JICA『国際協力レポーター2014』
期間:平成26年(2014)9月7日~9月12日