平成29年1月より総務部の大塚麻実をアフリカ、セネガルへ日本語の指導で派遣しています。
大塚は長崎外国語大学でフランス語と日本語教授法を学び、在学中にフランス、アンジェヘ派遣留学した経験があります。その留学時に出会ったアフリカ人の友人から「アフリカでは日本語を学べる場所がほとんどない。フランス語を話せる日本人が少ない」と言われたことがきっかけでアフリカに興味を持ちました。
派遣先である経営高等学院大学では、アジア諸国との交流を強化することを目的に開設されたアジア-アフリカセンターでアジア言語のクラスが開講されており、大塚は日本語クラスで日本語の指導を行っています。
派遣者:大塚麻実(総務部)
派遣国:セネガル
利用制度:JICA 青年海外協力隊
期間:平成29年(2017)1月~平成31年(2019)2月
「日本の技術を生かして途上国の発展に役立ちたい」との思いから応募。建築や配管設備の知識、水道センターに勤務していた経験を活かし、フィジーの水のろ過設備の設置支援ボランティアに派遣しました。
派遣者:江口 秀満(建築課長)
派遣国:フィジー
利用制度:JICA『民間連携ボランティア』
期間:平成27年(2015)1月〜平成28年(2016)12月
近年、急速に開発が進むマレーシアで進められている森林保全・再生のための「Ecolinc Project」。弊社ではキナバル地震の被災地復興も兼ね、現地の
人々と協働して以下のプロジェクトを進行中です。今後は継続した技術協力だけでなく、民間連携ボランティア制度を利用して社員を派遣する予定です。
①苗床建設プロジェクト
「Ecolinc Project」で植林するための苗床を建設します
②マングローブ植林プロジェクト
コタキナバル湿地センターにてマングローブの苗を植林します
アフリカでも最貧国として知られるマラウイ。
物資不足・整備不足であってもマラウイの国民は明るく陽気。瞳を輝かせながら無邪気に話しかけてくる子供たちと接してみて、国は貧しくとも、とても心の豊かな国民性を感じました。
現地では青年海外協力隊員とJICA事業関係者の取り組みを視察。様々な苦労に直面しながらも創意工夫を凝らし、地域に溶け込みミッションを遂行していました。
ボランティアという言葉から「上の人から下の人へ支援する」というイメージがありましたが、実際は現地の方々と同じ目線に立ち、考えを尊重しながら、挫折を繰り返し、懸命に取り組むことによって、日本ではなかなかできない経験を、まだ20歳の若い方々がされていることに感動すら覚えました。
派遣者:平山 耕一郎(建築部長)
派遣国:マラウイ
利用制度:JICA『青年海外協力隊等事業理解促進調査団』
期間:平成25年(2013)11月9日~11月17日
カンボジア・タイ両国の日本との経済的な豊かさについては隔世の感がしました。
首都などの都市部はともかく地方の集落の近代化は大企業ではなく、ボランティアや中小企業でなければ難しいと思われます。地方の中小企業の活性化のためにも優秀な技術者や経験豊富な退職者などを大いに活用すべきだと感じました。
また現地では隊員の方々の活動状況を目の当たりにし、発展途上国での海外ボランティアは物資や金銭だけでなく、人を介して協力することが重要だということを知ることができました。
派遣者:中嶋 正行(緑化部長)
派遣国:タイ・カンボジア
利用制度:JICA『ボランティア理解促進調査団』
期間:平成25年(2013)7月21日~7月25日
インドネシアとオーストラリアの間、ティモール海に浮かぶ島、東ティモール。
街にはゴミが散在し、川からは生活排水の汚臭が漂っていて、環境整備支援の必要性を強く感じました。
現地ではインフラ整備と農村・農業開発、能力向上の3本柱で支援を行っています。諸外国がモノや金の援助を行う中、日本の援助の特徴は現地の人と「一緒に取り組む」ということです。
パンが必要な人々にパンを与え、なくなればまたパンを与える。これでは支援という名の「鎖」につながれたままになってしまいます。パンがなくなった時に、パンの作り方を教えていく自立・発展性が必要だということを国際協力の現場を見て感じました。
派遣者:武田 義久(営業部長)
派遣国:東ティモール
利用制度:JICA『国際協力レポーター2014』
期間:平成26年(2014)9月7日~9月12日